目次
はじめに
私自身はアシュタンギーでもなければアシュタンガを定期的に受けている者でもない。
縁がありセブ島のヨーガスタジオでアシュタンガヨーガを代行で3度ほど教えたことがある。
アシュタンガヨーガとは?
アシュタンガヨーガ 3つのメソッド
- ヨーガ・チキッチャ(プライマリーシリーズ) 身体の解毒、調整
- ナディ・ショダナ(インターミディエイトシリーズ) 神経組織の浄化
- スティラ・バーガ・サマプタ(アドバンスシリーズA、B、C、D)力強さと優美さの統合
ヨーガ・チキッチャ(プライマリーシリーズ)
ヨーガ・チキッチャを通して身体をくまなく動かすことにより、柔軟性はもちろんのこと、臓器の洗浄、浄化、そして老廃物の蓄積を予防する働きがある。それ故ヨーガ・チキッチャはヨーガ・セラピーと呼ばれる。
プライマリーシリーズの重要性
- 何事においても基礎が重要なようにアシュタンガヨーガにおいてもプライマリーシリーズは重要。
- 基礎がきっちりと出来ていれば応用はそれほど難しいものではない。
- 柔軟性はもちろんのことヴィンヤサでアサナを繋ぐことにより耐久力が養われる。
- スーリア・ナマスカーラA、B、ヴィンヤサに含まれるウールドゥヴァ・ムカ・シュヴァナアサナ (アップ・フェイシング・ドッグ)を繰り返すことで次のインターミディエイトシリーズ(ナディ・ショダナ)で登場する後屈系アサナの準備が整う
- プライマリーシリーズを制する者はアシュタンガヨーガを制す? ※個人的な見解
プライマリーシリーズ ポーズ
スーリア・ナマスカーラA、B
- 呼吸と動作の連動を意識するかしないかで効果は全く違ってくる。
- 強く長い呼吸を意識することでより熱が生まれスタンディングアサナの準備が整いやすくなる。
- その日の身体の調子が分かる。
スタンディングアサナ
- パーダングシュタアサナ
- パダハスタアサナ
- ウッティタ・トリコナアサナA、B
- ウッティタ・パルシュヴァコナアサナA、B
- プラサリタ・パドッタナアサナA、B、C、D
- パルシュヴォッタナアサナ
- ウッティタ・ハスタ・パダングシュタアサナ、パールシュヴァサヒタアサナ ※呼吸とドリスティが重要
- アルダ・バッダ・パドモッタナアサナ
- ウトゥカタアサナ
- ヴィラバドラアサナA、B ※お気に入りのアサナ、実は後屈の要素をもっている。下半身後ろ側の筋肉(主に大殿筋、ハムストリングス 、下腿三頭筋)を伸ばしていくことによりシッティングアサナの準備が整う。
シッティングアサナ
- パスチマッタナアサナA、B、C、D
- プルバッタナアサナ ※パスチマッタナアサナのカウンターポーズ、体の前面をしっかり伸ばすこと
- アルダ・バッダ・パドマ・パスチマッタナアサナ
- ティリアングムカイカ パダ・パスチマッタナアサナ
- ジャヌ・シルシャアサナA、B、C
- マリチアサナA、B、C、D ※マリチアサナC、Dはツイスト系アサナ
- ナヴァアサナ
- プジャピダアサナ
- クルマアサナ-スプタ・クルマアサナ ※プライマリーシリーズにおける重要なアサナ
- ガルバ・ピンダアサナ
- ククッタアサナ
- バッダ・コナアサナ
- ウパヴィシュタ・コナアサナ
- スプタ・コナアサナ
- スプタ・パダングシュタアサナ-パールシュヴァサヒタアサナ
- ウバヤ・パダングシュタアサナ
- ウールドゥヴァ・ムカ・パスチマッタナアサナ
- セツ・バンダアサナ
- ウルドゥヴァ・ダヌラアサナ
※マリチアサナB、Dがポイント。これらがある程度出来るようになればクルマアサナ-スプタ・クルマアサナもそれほど難しくはない。
※ウルドゥヴァ・ダヌ ラアサナはプライマリーシリーズで唯一わかりやすい後屈アサナ。
※まずは身体全面を伸ばすことによってアーチをつくる。身体の後ろ側は補助する程度に留めること。これによって深層部にある内腹斜筋や腸腰筋を刺激することができる。
※シッティングアサナ1~7、18、19がハーフプライマリーシリーズで一般的に行われるポーズ
※スタジオ以外での自主練習であれば自己のレベルに合わせてハーフプライマリーにシッティングアサナ8~17を少しずつ追加していくのもいい。
フィニッシングアサナ
- サランバ・サルヴァンガアサナ
- ハラアサナ
- カルナピダアサナ
- ウールドゥヴァ・パドマアサナ
- ピンダアサナ
- マツィアサナ
- ウッタナ・パダアサナ
- シルシャアサナ
- バッダ・パドマアサナ
- ヨガ・ムドラ
- パドマアサナ
- ウトゥ・プルティヒ
- シャヴァアサナ
※アシュタンガヨーガである以上どのポーズもスキップするべきではない。
※これらのフィニッシングアサナを行うことで身体の緊張が解け、老廃物が排出されやすくなる。
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