エビデンスよりも観察力、感覚を大事に より健康に生きる知恵

Health

エビデンスより大切なもの?

うしてエビデンスより観察力なのか?

どうしてエビデンスより感覚なのか?

そもそもエビデンスとは何なのか?

人はどうしてエビデンスがあると分かれば群がり自分の感覚を大切にしないのか?

ここでは私自身の経験を元にエビデンスよりも自己の観察力、感覚の重要性を話していきたい。

エビデンスとは?

エビデンスを簡単の説明するとすれば「証拠、「根拠」、「物証」、「形跡」と言ったところでしょう。

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エビデンスだけでは健康になれない?

あれがいい、これがいいとメディアが言えば翌日にはそれらが店頭から消える盛況ぶり。

生産者、製造元、また販売に携わる方々にとっては、とてもありがたい棚からぼた餅である。

そしてそれらのモノが紹介される時、必ずと言っていいほどエビデンスと共に紹介される。

人はこのエビデンスにとても弱いのだ。

例えばどこどこ大学のだれだれ名誉教授率いる研究チームによるエビデンスだったとしよう。

それは間違いないと思ってしまう。

それが普通である。

但し、科学の進歩、発展によりエビデンスが書き換えられることを覚えておく必要がある。

例えば、世界各国の専門家が称賛するエビデンスが発表されたとしよう。

しかしながら、次の世代ではそのエビデンスは古いものとされ新しいエビデンスの報告によって間違いになる可能性もあるのだ。

つまり科学というのはそのくらいのスピードで進歩していることになる。

ここで私が何を言いたいのかと言えば、エビデンスもまた100%ではないということである。

また人の体はそれぞれである。

人の好みや考え方によく使われる四字熟語に「十人十色」とあるが体もまたそうなのである。

アーユルヴェーダを含む東洋医学を学んでいる方であれば直ぐにご理解頂けるであろう。

仮にそのエビデンスが100%であったとしても、すべての人に100%の結果がもたらされるということがないことを理解する必要がある。

ここまで読んでいただいて健康には100%が存在しないことを何となく分かって頂けたら十分である。

何となくでいいのだ。

次は健康への近道が存在するのかをお話したい。

健康への近道はある?

断言する。

健康への近道は存在しない。

がっかりしないでほしい。

これが事実なのだ。

さてすべての物事には原因がある。

良くも悪くも結果には必ず原因があるのだ。

ヨーガを学ぶ人なら「カルマ」といえば分かるだろう。また仏教では「業」と言ったりする。

人は原因となる種子を撒き、日々の習慣によってそれらを成長させやがては花開く。

これが悪い場合だと病気である。

このように病もまた一日二日で目に見えるようになる訳ではない。

不摂生の積み重ねによって悪い物質が蓄積され、やがて病のもととなり日々成長して少しずつ体を蝕んでいく。

虫歯になるプロセスをイメージしてみると分かりやすいかもしれない。

例えば、歯磨きを一日二日サボったからといって神経を抜かないといけないほどの虫歯にはならないはずだ。

虫歯はプラーク(歯垢)の中にいる虫歯菌が酸を出し歯を溶かして起き、やがて虫歯菌は糖を餌にどんどん増え続け虫歯は次第に大きくなっていく。

もちろん虫歯になりやすい人、なりにくい人、また進行の早い人、遅い人とそれぞれだろう。

また歯磨きをしているからといって絶対に虫歯にはならないとも限らない。

だからといって日々のケアを怠っていいわけではないのだが。

まことしやか血液の状態が悪い人ほど虫歯になりやすいと聞いたことがある。

これに関しては、十中八九当たってると思っていて万病の元は血液の汚れだと内心は思っているのだ。

さて虫歯の話はここまでにして本題に戻ろう。

このように不健康な状態に陥ってしまうにも一日二日でなるのではないことが分かったと思う。

健康への階段は上り、不健康への階段は下り?

健康へ向かう道のりと不健康へと向かう道のりには圧倒的なスピードの違いがあると思っている。

また体はもとより心の健康を求めるならばより長い年月を要する。

つまり心身の健康を維持するには相当の努力が必要になるのだ。

健康の為に努力などと思うかも知れない。しかし健康であるからこそ人生を謳歌できていることを忘れてはいけないと思う。

また健康への近道が存在しないからといって諦めないでほしい。

健康への道は楽じゃない?

自然から遠く離れすぎた現代生活においては心身の健康維持も楽じゃない。

ではどうすればよいのか?

何から始めたらいいのか?

ここで私自身が日々実践してる健康メソッドを紹介したい。

  • 知識のアップデート
  • 生活習慣の見直し
  • 自己観察力の向上
  • 年齢、体力、体調に合わせたヨーガの実践。

新しい知識を学び、東洋の医学、思想と融合させ今この瞬間の自分自身に適合させる必要がある。

今ある環境にアジャストさせ生活リズムを微調整して心穏やかにそして心豊かに生きる知恵を見出す。

常に自分自身を観察する癖をつける。

まずはヨーガの実践から始めるといいかもしれない。

ポーズ、呼吸にフォーカスすることによって観察力が少しずつ高くなっていく。

調子の悪いときは必ず数日前までの生活を振り返り原因を特定する。

その原因が間違いだったとしても構わない。

問題はその原因だと思われることを繰り返さないことが重要なのだ。

これらを反復することによって、観察力、そして自己のデータが増え体調管理がとてもしやすくなる。

厳しいようだが誰もあなたの健康を守ってはくれないのである。

医師があなたのことを無償で診察してくれるでしょうか?

健康は自分自身で守るほかないのです。

心身の健康を目指すのに遅いということはありません。

今この瞬間から始められるのです。

心身が健康であればより素敵な人生が送れるでしょう。

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