目次
はじめに
人はどうして自分自身の健康をなおざりにして外へ外へと向かうのか。
もっと大切なことがあるのではないのか。
健康は二の次で本当にいいのか。
今必要なのは内側に向かう知識ではないのか。
整備を全くしていない乗り物が故障なしで遠く遠くへと移動出来るはずがない。
この与えられた身体というなの乗り物で私たちは各々の旅の終着点まで走らねばならない。
タイ・チェンマイ式マッサージとリフレクソロジーの資格取得 内側へ向かう旅路
さあ。立ち止まろう。
今がそのとき。
ヨーガを続けて3年は経ったであろうか。
不規則な仕事の日々。それでもヨーガの時間は確保したい。
時には夜中の3時に起きて5時からヨーガをする時もあった。
日増しに高まる健康への意識。
何か新しいことを学びたい。
でも何がしたい?
自問自答の日々。
居ても立っても居られなかった。
ヨーガを始めてからというものそれまでにはあまり興味のなかった人体解剖学、主に骨格組織、筋肉組織について調べることが増えていた。
そんな時マッサージ好きなことがふと脳裏をかすめる。
バリ島滞在時にはサーフィンで疲れた身体を癒すために頻繁に受けたバリニーズ・マッサージ(オイルマッサージ)、ホットストーン・マッサージ、マンディ・ルルールなどなど。
マンディ・ルルールとは:簡単に言えばボディースクラブ。伝統的なマンディ・ルルールではすべて天然素材。
ビザ取得の関係などで渡航する機会が多かったタイのワット・ポー式マッサージ、チェンマイ式マッサージ、ハーブボールマッサージ。
そしてお茶好きが高じて訪れた台湾の指圧式マッサージと足ツボマッサージ。
「よしこれで決まりだ!でもどうしよう?」
正直どのスタイルのマッサージを学ぶか決めかねていた。
そんな時にタイ古式マッサージは「2人で行うヨーガ」というようなキャッチフレーズを目にしたのである。
もう迷いはなかった。
その瞬間に私はタイ・バンコクに行く決意をしたのである。
どうせ学ぶのならば徹底的にやりたい。
「思い立ったが何とやら」でやると決めたら絶対に実行しないと気がすまない性分は昔から変わらない。
芯が通っているといえば聞こえはいいが実際のところは超が付くほどの頑固者。
タイ、バンコクでの一コマ
4週間のチェンマイ式マッサージコース、そして2週間のタイ・リフレクソロジーコースの選択。
「サワディー クラッ(プ)」
「サバイ ディー ルー クラッ(プ)?」
タイ語には正調があり発音が難しい。それでも最低限の言葉は覚えたい。
これは私のルールであり、相手へのリスペクトでもある。
こうして私のタイ・バンコク生活が始まったのである。
屋台が並び人が行き交う活気溢れる朝の市。
まさに東南アジアの象徴的光景。
「アオ アン ニー クラッ(プ)」、指を指しながら「これを下さい」
朝食は揚げパン、温かい無糖の豆乳で決まり。
これが私のフェイバリット、その日の気分で加糖の豆乳を選ぶこともあった。
タイ古式マッサージはチェンマイ式、ワット・ポー式(バンコク式)の2種類
チェンマイ式 | ワット・ポー式 | |
特徴 |
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おすすめのタイ古式マッサージ書籍
タイトル | タイ・マッサージー微笑みの国からの贈り物 |
発売元 | BABジャパン出版局 |
発売日 | 2002年04月01日 |
ポイント | チェンマイ式マッサージを勉強したい方、これから資格取得を目指す方にも参考になる一冊。 |
タイトル | タイマッサージバイブルーワットポースタイル |
発売元 | BABジャパン出版局 |
発売日 | 2005年07月01日 |
ポイント | ワットポー式マッサージの勉強をする予定のある方、タイ伝統医療に興味のある方は必見です。 |
タイトル | タイ・ヨーガマッサージ |
発売元 | 産調出版 |
発売日 | 2006年04月01日※新品での入手は困難 |
ポイント | タイ・マッサージだけではなく、エッセンシャルオイルの使い方、瞑想法なども書かれた一冊。セルフケアに興味のある方にもおすすめです。 |
最後に
時には立ち止まる勇気が必要だ。
学ぶことを決して止めてはいけない、それは生きている証なのだから。
生きること、それは学び続けること。
今一度己と真剣に向き合おう。
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