ヨーギーはみんなベジタリアン?
ヨーガを長く実践している人はみんなベジタリアンなのでしょうか?
否、そんなことはありません。
もちろんベジタリアンの方は沢山いますし、ヴィーガン、フルータリアンの方もいるでしょう。
もしかしたら不食の方もいるかもしれませんね。
今現在私自身はベジタリアンではありません。
日々、身体からのメッセージに耳を傾けそれに合わせて何でも感謝していただきます。
もちろん多少のこだわりはございます。
例えば、塩、醤油、味噌といった基本の調味料です。
塩:海水塩(逆浸透膜)、ヒマラヤ岩塩(ローズソルト)
醤油:大豆、小麦、食塩だけで作られたもの
味噌:米麹、大豆、食塩だけで作られたもの
基本的にドレッシングは自分で作ります。
ベジタリアンの大まかな種類
- ラクト・オボ・ベジタリアン(乳卵菜食)
- ラクト・ベジタリアン(乳菜食)
- ピュア・ベジタリン(純粋菜食)
- ヴィーガン(動物製品も身に着けない?)
- フルータリアン(フルーツがメイン、少々の葉物野菜、種子類)
ベジタリアンになった経緯と断念
私がベジタリアンになった経緯
ヨーガを継続する中で健康意識が高くなることは至極当然のことでもちろん食にも及びました。
当時私は友人のすすめでマクロビオティックを実践していたのでベジタリアンになることには全く抵抗がなかったのです。
実際には、マクロビオティック実践者はピュア・ベジタリン(純粋菜食)といえるのではないでしょうか。
マクロビオティックとは?
中国で発祥した陰陽という二元論的思想をベースに、身土不二、一物全体、陰陽調和を原則とした「玄米菜食」の食事法
当初私はベジタリアンであることを公言せず「マクロビオティックをしてます」といった表現をしておりましたが「ヨーギーであるからには、ベジタリアンでなければいけない」といったような観念もあり次第にベジタリアンという言葉を使うようになったのです。
またその先に何が見えてくるのかといったような興味もありました。
はじめのうちは新しい食事法への興味、ベジタリアンであることの自尊心で満たされており身体の調子もいいと感じておりました。
しかしながら仕事柄とても不規則な私は次第に食べても満たされず、到頭間食に奔るという悪循環に陥ってしまったのです。
ピュア・ベジタリン(純粋菜食)がフィットしなかった原因を考察する
- 仕事が不規則
- もともと体の線が細い(体脂肪率5%以下)
- コーヒー、お茶を止めれなかった(脂肪分解効果)
- ゆっくりと時間をかけて調整しなかった
勝手な想像
動物の食事と睡眠時間をイメージしてみてください。
草食動物(象、馬、キリン) | 肉食動物(ライオン、チーター、ハイエナ) | |
食事 |
|
狩が成功したとき |
睡眠 |
|
平均14時間 |
これらの情報はベジタリアンに全く関係がないように思われますが自分自身を納得させるために勝手に関連付けました。
ピュア・ベジタリン(純粋菜食)の場合、タンパク質を大豆等の植物性から摂取します。仮に同質量のタンパク質を植物性から摂取しようとすれば動物性よりも大量に食べる必要があります。
ベジタリアン=草食動物?
草食動物の睡眠が短い理由は食べすぎによる睡眠の質の低下?
肉食動物=バランス主義?
肉食動物はサーロインだけを選んで食べていますか?
まずは内臓から食べますよね。
イヌイットの伝統的な食事法でもアザラシなどの心臓や肝臓、そして肉という順に食べます。
(心臓、肝臓、腎臓には脂溶性ビタミンA、D、水溶性ビタミンB2、B6、B12、ミネラルが豊富に含まれている)
これはまさしく「一物全体」ということがいえるのではないでしょうか。
肉食動物の睡眠時間が長い理由は他の動物よりも襲われにくいだけではなくバランスのとれた栄養により質の高い長い睡眠が可能になっているのでは?
最後に
ベジタリアンを否定するものでもなければ動物性タンパク質の摂取を推奨するものでもありません。
まずは生まれ持った体質、そして何より今置かれている環境を十分に配慮する必要があるということです。
たとえどんなに意識が高くても体質(細胞レベル)の変化には相当な時間がかかります。
私が言いたいことはベジタリアンになることが目的になってはいけないということです。
私はヨーギーですがベジタリアンではありません。
日々体からのメッセージに耳を傾け必要なものを頂きます。
また多少のこだわりはあるものの何でも感謝して頂きます。
食物はあなたの血となり、マインド、ココロを作ります。
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